結婚退職後、やりたい仕事につながった理由②
以前とった「産業カウンセラー」の資格があったため、とある求人に応募することとなりました。(詳しくは前回記事を参照ください。)
が、そのときの私は実務経験が充分ではありませんでした。
仕事に就けた2つ目の理由:思いがけず前職の経験が役立った
このとき応募した求人は、職業訓練校で、再就職を目指して学びに来ている人の就職のサポートを行う仕事でした。専門職として即戦力の採用となるため、通常はかなり実務経験が問われます。
しかし、私が応募した際は、増員の募集で、新しいメンバーには企業を回っての求人開拓も担当してほしいという意向がありました。当時、部署内で、外回りの業務を積極的にできる人員がいなかったようです。
私は、人材派遣会社で4年ほど、人事サービスの会社で5年ほど営業を担当していました。そのため、営業職として対外的な交渉をするのに慣れていること、さらに人材派遣会社で求人開拓をした経験があることをアピールしました。また、人材派遣会社において、派遣社員の面談の経験があることにも触れ、相談者とどういう関わり方を心掛けていたかを説明しました。
そうしたところ、先方の求める人材にマッチすると判断され、採用してもらうことができたのです。自分が信念をもって続けてきた仕事で得た経験やスキルを、どうすれば相手に評価してもらえるか?それを考えることが再就職につながりました。
以上2つの理由が重なって、自分に合う仕事に就くきっかけをつかむことができました。その後、職業訓練校で働きながら、さらに関連の資格(キャリアコンサルタント)をとり、今に至っています。
採用された後、どういった経過をたどって自分に合う仕事だと思えるようになったかは、また別の機会に書きたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。