キャリアコンサルタントの仕事と子育て

2児(6歳、3歳)の母です。女性の仕事、日々の子育てのことなどを綴ります。地方在住。

第1子・生後6ヵ月で職場復帰したときの母乳事情

長男が生後4ヵ月の頃、退職した職場への復帰の話が出て、生後6ヵ月の頃から保育園に行かせることとなりました。

 

となると、考えなくてはならないことのひとつが、母乳のこと。産まれてすぐの頃は混合、その後は基本母乳だった長男。

おっぱいを飲むのが好きだったため、職場復帰してもおっぱいをあげられる状態にしておきたいなあと思っていました。

 

産院で相談

事復帰するに当たって母乳ケアをどうしたらいいか、産院に母乳相談をしに行きました。

 

分泌を維持するには、搾乳すること。1回最低50ccくらいしたほうがよいとアドバイスをもらいました。

 

あまり何回もはできないので、仕事の日は午前中に1回、午後に1回、計2回搾乳することとしました。

 

保育園では、冷凍母乳の対応も可能だったのですが、そこまで母乳にこだわりはなかったので、保存はしないこととしました。

 

職場での搾乳事情

<場所>

職場のトイレ。子どもに飲ませるためではなく、あくまでも分泌量を保つための搾乳なので、トイレでも問題なしです。

ただ、暑い日は汗だくになることも・・・(冬は暖房がついていたので大丈夫でした)

 

部屋の近くの女子トイレには個室が2つしかないので、占領したら悪いし、長く居座ると事情を知らない人に心配をかけてしまうかな?と思い、

建物の外にある受講生や外部から来る人も使うトイレを使っていました。ここなら、個室が4つあり、かつ授業中であれば、あまり人が来ないからです。

 

<周りへの告知>

勤務時間中にしばらく席を外すため、上司(男性)に説明しておいた方がいいのか?悩みました。

近くの席の同僚(女性)に相談すると、「そんなこと言わなくていいよ~」と言ってくれたので、席の近い女性3名ほどに伝えるのに留めました。

 

伝えた内容は、

 ・授乳中で胸が痛くなっていまうので、1日2回ほど搾乳のためトイレにこもること。(1回10~15分くらい)

 ・近くのトイレではなく、外のトイレにいるので、途中で何かあれば声をかけてほしいこと。

でした。

搾乳に行くときは、都度「ちょっと行ってきます」と声をかけることはしていました。

 

一度だけ、急ぎの電話でのが入り、個室の外から声をかけてもらったことがあります。

 

<持ち物>

ポーチの中に、空の哺乳瓶とタオルを入れてトイレに持っていっていました。


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トイレに腰掛け、膝の上にタオルを敷き、手で搾乳をしていました。

 

そして、個室からでるときは、一応、人に会っても驚かれないよう哺乳瓶をタオルでくるむようにしていました。人の少ない時間を狙っていたので、人に会うことはあまりありませんでしたが。

個室から出たら、搾乳した母乳を手洗いに流し、哺乳瓶を水洗いしてから、タオルと一緒にポーチにしまっていました。

 

<時期>

搾乳は、職場復帰した生後6ヵ月頃から、1歳になる頃まで続けました。

 

1歳を過ぎてからは、完了食となり保育園でのミルクもなしになりました。張って困ることもなく、もう母乳分泌量が減ってもいい時期だと思ったため、搾乳は辞めました。

 

その後も、寝る前や夜間にはおっぱいをあげていて、夜間を含め完全に断乳したのは1年6ヵ月の頃でした。

 

振り返ってみると

職場での搾乳は、手間と時間がかかってしまい、正直大変だなと思ったこともありました。

業務が忙しいときや、外回りの業務があるときは、1日に一度も搾乳できないこともありました。

私の場合は乳腺炎のような大きなトラブルはありませんでしたが、分泌量は減っていたと思います。

 

でも、おっぱいが好きな長男に、細くても母乳育児を続けられるのは幸せなことだったと思います。それから、夜の寝かしつけや、熱を出して食欲のないときなど、おっぱいがあって助かると思うことが沢山ありました。

 

必ず1日2回搾乳しなくてはとストイックにならず、できる範囲でやってみたのが続けられた理由かもしれません。