中学生と赤ちゃんの交流会~中学校の授業に参加してきました
3歳の長男と6ヵ月の次男を育てています。
育休中に何かやりたいと思っていたとき、市の事業で、中学生との交流会に参加する親子を募集していることを知りました。ぜひ参加したいと思い、6ヵ月(初回の授業のときは5ヵ月)の次男を連れて中学校の授業に参加してきました。
▼説明会に参加した際のことはこちら
授業に参加した中学校
説明会のときに、実施する中学校や日程の情報があり、希望を出して行き先が決まりました。
・市内のA中学校 2年生の授業 1回
・市内のB中学校 3年生の授業 2回 (別々のクラス)
合計 3回
授業の流れ
①授業を担当する先生のお話
②コーディネーター(市から委託を受けた法人の担当者)さんから参加する親子の紹介
③代表の母親からの挨拶
(3回目に参加した時には私が挨拶することに。人前で話すの久しぶり・・・)
④グループ(5~6名の生徒さん+親子1組)にわかれて交流
⑤グループの代表の生徒さんが感想を発表
という流れでした。
特に女子は、部屋に入るなり「かわいい~」と言ったり、赤ちゃんに興味津々な様子を示してくれる子も。
逆に、男子の中には反応が薄かったり、興味なさそうな態度も子もいました。授業だもんね。中学生くらいのときって、男子はこんな感じだったな~と思い出しました。
グループで話した内容
グループで話す内容は、各母親に任せられていました。私が話したのはこんな内容でした。
・次男の紹介
誕生日、月齢、産まれた病院、1日の生活、ミルクや離乳食の様子 など
・産まれてからの成長の様子
(準備した写真を見せながら)
生まれてすぐは身体がふにゃふにゃだが、段々と身体がしっかりし、うつ伏せや寝返りができるようになること など
・妊娠中のこと
(何枚かのエコー写真を見せながら)
健診のたびに感じたうれしさ、出産への不安な思いなど
体調を崩しても服用できる薬が限られるなど、妊娠中の大変さ
・育児の楽しさ、うれしさ
産まれたとき、家族や親戚、友達がとても喜んでくれたこと
成長が感じられるときや、笑顔を見たときに幸せな気持ちになること など
・育児の大変さ
赤ちゃんが産まれて、自分の生活が激変すること。
それまでのように、自分のペースで食事したり、睡眠をとることができなくなったり、外出できる場所も限られる。
産まれたばかりの赤ちゃんは昼おきて夜寝るというリズムがない。そのため夜中でもミルクあげたりオムツを替えたりする必要がある。 など
中学生に抱っこしてもらう
授業のメインでもあるのですが、次男を中学生ひとりづつに抱っこしてもらいました。畳の部屋で、下に座っての授業なので安心です。
近くにあるものは何でもなめる時期の次男。抱っこしてもらうとき、何人かの中学生のジャージにヨダレをつけてしまいました(笑)
そして、好評だったのが、赤ちゃんの手と足。小さくて触るとプクプクなので、みんな「小さ~い」「かわい~い」と順番に触ってくれました。
伝えたかったこと
自分の子どもは本当に可愛くて、いてくれるだけで幸せなこと。でも、育児はとても大変で苦労も多いこと。
みんなのお家の人も、みんなのことをとても大切に思っていること。大変な思いをしながら一生懸命育ててくれていること。
自分の中学生の頃を思い出すと、色々なことで悩んでいました。家では、あまり話をしなくなったり、反抗的な言動をとったり、色々とありました。親に感謝っている気持ちはほとんど持っていなかったような・・・。
参加した感想
育児をあまり知らない相手に伝える経験を通じて、自分にとって子どもの存在とは?子育てとは?を考えるよいきっかけになりました。
中学生は多感な時期なので、生徒さんも色々で、あまり反応のない子や、ずっと下を向いている子もいました。でも、みんな抱っこするときにはしっかり対応してくれて感動しました。みんな何かしら感じてくれたかな。
そして、子育てで大変な思いもしているなか、自分の子どもを「かわいい」と言ってもらえるのはやっぱり嬉しいですね。子育て中の母親のメンタルにも良い影響がありそうです。
インターネットで見てみると、全国の色々な場所で同じような事業が行われているようでした。子育て中の方、もしお住まいの自治体でも同じような企画があれば、ぜひ参加してみることをおすすめします。