3歳児健診 視力検査を嫌がった子のその後
4歳の長男と9ヶ月の次男の兄弟を育てています。今は育休中です。
長男は、3歳8か月のときにうけた3歳児健診で、視力検査を嫌がり、後日眼科で再検査することになりました。
気持ちが乗らないと、何を言ってもダメな長男クン。せっかく受診した眼科でも、嫌がって視力検査が中断してしまい、あらためて受診することになっていました。
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今度こそ、家で検査に慣れさせた上で、受診させなくてはと思いました。
再受診
眼科の先生に、遅くとも4歳になるまでに再受診してくださいと言われていました。
視力が悪かったときのことを考えると早めの方が良かったのですが、引越しなどで気持ちに余裕がなく、なかなか家で視力検査の練習ができませんでした。
練習に取りかかったのは、3歳11ヶ月の頃でした。
家での練習&言い聞かせ
久々に、3歳児健診のときに市からもらった視力検査キットを取り出します。
「この前病院で、片方のお目目で検査できなかったから、また検査しに来てくださいって言われてるんだよ。」と再度事情を説明。
「病院で『いやだ~』ってなっちゃうと、お母さんもお医者さんも『○○くん(長男の名)目が見えにくいのかな?』って心配になっちゃうんだよ。だから頑張ろうね。」
と言い聞かせをしました。
ランドルト環(「C」みたいなやつ)を見せながら、なんとか楽しい雰囲気をつくろうとする私。
その場ではランドルト環の開いている方向を答えることができ、見えていないわけではない様子。
前回の眼科の先生の
(屈折度などを測る)機械での検査のデータを見ると、問題を抱えているようには見えない。
という言葉もあり、
おそらく検査が嫌なだけだろうから、気が乗れば大丈夫だろうと思いました。
当日の様子
4歳になる日の数日前、保育園の帰りに眼科に連れていくことに。
「今日お目目の検査頑張ろうね」
「お母さんも一緒にいるから大丈夫だよ」
「ちゃんと検査できたら、ジュースを買って帰ろうね」
などと、気持ちが乗るような声かけをしました。
長男は、一度機嫌を損ねるとなかなか建て直せない子なので、検査が終わるまで長男が気分よくいられるように工夫しました。(待ち時間に退屈しないよう好きな絵本を持参するなど)
いよいよ視力検査です。前回と同じく、まず両眼はクリア。
そのあと、片眼の検査。検査用の眼鏡をかけるのはやっぱり嫌なようで、手で片目を隠すことになりました。
前方の検査表に、小さめのランドルト環(たぶん1.0くらい?)が表示されていました。「見えない」とのことで、若干嫌がりはじめました。
「お家ではもう少し大きいの(ランドルト環)で練習したもんね。」と少し慌てて私が言うと、
検査技師の方が、「じゃあ大きいのからやってみようか?」と、見やすい大きさのランドルト環(0.5くらい?)を表示してくれました。そうすると、楽に見えたのかきちんと開いている方向を答えることができ、その流れでもう少し小さいランドルト環も見ることができました。無事に検査ができました!
とはいえ、最初に表示されたものは見えなかったので、やはりちょっと近視なのかな?という不安をもちながら、先生の診察へ。
先生のお話によると、
・両眼とも、0.8までは見えており、この年齢では問題ない視力である。
・誰でも多少は、近視か遠視の傾向がある。検査用の眼鏡をかけられれば、レンズをいれて、「この度数を入れれば●●(視力の値)まで見える」ということまで調べられたのだけれど。
・年中になると、園でも視力検査があるので、そこで何かあればまた受診してください。
とのことでした。
とりあえず、いったんはお墨付きをもらい一安心。
まとめ
聞き分けの悪い子も、4歳直前になるとだいぶマシになり、なんとか視力検査を受けられました。状況を説明しての言い聞かせ、とても効果があったと思います。
視力検査のときは、見えない大きさのランドルト環も表示することになるけれど、うちの子の場合、見やすい大きさのランドルト環から表示してもらうことで検査を続けることができました。
(本当は、「見えないものは『見えない』って言えばいいんだよ」と、ちゃんと教えておくべきでしたね)
とりあえず、決められた期限内に検査を終えられて安心しました。
今の時点では、0.8は見えていて心配ないという結果が出たけれど、テレビをよく見ているし、私も夫も視力が悪い(近視)だから遺伝する可能性もあるし、油断しないようにしないとなあ。
次に、保育園で検査するときには、上手に受けられるといいな。