キャリアコンサルタントの仕事と子育て

2児(6歳、3歳)の母です。女性の仕事、日々の子育てのことなどを綴ります。地方在住。

2人目の壁 ~非正規の私の場合~

こんにちは、夏子です。

今現在、3歳(後半)の長男、0歳4か月の次男の2人の男の子を育てています。

 
長男を保育園に預けながら働くうちに、考えるようになったのは、「2人目」のこと。

兄弟がいたほうがいいかな?と思いつつ、なかなか決断ができずにいました。


育児のキャパオーバーという壁

うちの長男はとても手のかかる子で・・・(以下、2歳前から3歳頃までの話)

まず、寝起きがとても悪く、朝は愚図って、ベッドから居間まで自分で移動しません。
必ず私の抱っこで移動。お父さんはダメ。そして、朝ご飯も抱っこしながらでないと食べない。
朝家事をやりたくて「お母さん洗濯物干すから椅子に座ってね」などと言うと、機嫌を損ねる。だから、朝の忙しい時間に、しばらく身動きがとれない状態になります・・・。


昼寝から起きたときも、数十分泣き続けるのが日常茶飯事。

(保育園のお昼寝後は泣かないようなんですが)


それから、仕事が終わって保育園へ迎えにいった後、なかなか車に乗らない。まだ遊びたい、近くの線路を走る電車を見たいということで、保育園の周りの道をたくさん歩きます。

 

私が保育園について、車に乗せるまでが30分以上かかるのが当たり前。私は仕事で疲れていて、少しでも早く家に帰って夕食の支度をしたいのに!

 

気に入らないことがあると、道でも店の中でも、大声を上げてひっくり返って泣く。

 

1日1日を乗り切るので精いっぱいの毎日でした・・・。そのため、これ以上は、私の体力的、精神的にキャパオーバーだと思っていました。


非正規職員ならではの壁

そして、もうひとつの壁は、非正規職員のため産休・育休がとれるかわからないこと。長男のときは、産休・育休をとらずに退職しました。産休・育休を取って復帰したいと言い出せる状況になかったためです。

 ▼詳しい経緯は、以下記事をご覧ください。

career56.hatenablog.com

 

出産後、色々と幸運が重なり元の職場に戻ることができましたが、2人目を妊娠したら、また退職することになるだろうと思いました。

もちろん、今度は産休・育休の取得を交渉したいという思いはありましたが、実際に叶うかどうかはわかりません。

 

2人目妊活を決心した理由

一つ目の理由は、会社の制度が変わったことです。

非正規職員の私は、1年ごとに更新する契約社員でした。上限も5年と決まっていました。それが、会社に「無期雇用」という制度ができることとなったのです。これは、賃金など雇用条件の大半はこれまでと同じですが、雇用契約年数の上限がなくなり定年まで働くことができるというものです。

制度ができた時点では、私は勤務年数により対象にはなりませんでしたが、今後は非正規職員も長く働ける環境になる可能性が感じられるものでした。

 

二つ目の理由は、自分の年齢です。長男を出産したのが33歳。長男が2歳の頃には35歳になっていました。自分も夫も、できれば2人は欲しいという希望がありました。年齢があがるほど妊娠しづらくなるらしいし、2人目がほしいなら少しでも早くチャレンジしたほうがよいだろうと思ったからです。

 

妊娠のタイミングによっては、また産休・育休がとれないことになるかもしれないが、それでも、将来後悔しないように妊活は始めようと決心しました。

 

そして、妊活を始めてしばらく月日が流れた頃、妊娠がわかり、次男を授かることができました。結果、4学年差の兄弟となりました。

 

非正規職員だった私が、実際に産休・育休を取ることができるまでの経緯は、次回の記事で書きたいと思います。