保育園で布オムツを使うメリット・デメリット、日々の工夫など
4歳の長男と1歳の次男を育てています。
今お世話になっている保育園では布オムツを使います。毎日忙しい中、洗濯がとても大変で、四苦八苦しています。
いま年中の長男が、0~1歳児のときにも保育園で布オムツを使っていたのですが、だいぶ時間が経っているため、その大変さを忘れておりました!
布オムツのメリット・デメリット、日々の運用について、工夫していることなどをまとめたいと思います。
なぜ保育園で布オムツを使うの?
お世話になっている保育園では、布オムツを使う理由については、以下のように説明を受けました。
布オムツは、紙オムツと比べて、おしりが濡れる感覚がわかりやすいです。そのため、子どもがおしりが気持ち悪いと泣いて教えてくれます。そして、大人がオムツをかえるときに「気持ち悪かったね」「ほらキレイになってよかったね」などの声掛けをすることで「快」「不快」を学ぶことができます。また、そのコミュニケーションや温かい声掛けを通して、心を通わせることができます。
保育の観点で大きな意味があって、布オムツを使っていることがわかりました。
布オムツのメリット・デメリット
保育園から聞いたメリット以外で、感じたものは以下の通りです。またデメリットについてもまとめました。
<メリット>
・ゴミが出ない
・紙オムツの消費量が少ない!買いに行く頻度が減る&経済的
<デメリット>
・初期費用がかかる
・持って帰るのが重い&ニオイがきつい
・毎日の洗濯が大変!
(園によっては、布オムツを使用するがレンタルのため親が洗濯しないでよいケースもあるらしい。その場合は、当然ですが実費がかかりますね)
布オムツの日々の運用について
保育園で過ごす間、次男は布オムツで過ごしています。保護者のすることは、以下の通りです。
<保育園での朝の準備>
・布オムツ(2枚1組にしたもの)と、オムツカバーを補充する。
・使用済み布オムツをいれる蓋つきバケツにビニール袋をセットする。
・家からはいてきた紙おむつを布おむつに替える。
<家に帰ってからの処理>
・汚れたオムツの下洗い
・洗濯機でまとめて洗う →干す
<他の洗濯物が出たとき>
プールの水着など、おむつ以外で翌日までに洗濯しなくてはならないものが出た時はさらに大変です。布オムツと一緒には、洗濯機にかけたくないため、プールの水着などは別で手洗いし、脱水のみ洗濯機を使うようにしています。
少しでも楽にするための工夫
・家に帰ってきたら、早めに洗濯開始!
後手に回ると、寝る前にバタバタするため、なるべく早く開始するようにしています。が、帰ってすぐは、子どもがグズグズしたり、夕飯の仕度にも取り掛かりたいので、思い通りにいかないこともしばしばです。
・布オムツをたたむ&2枚組にするのは夫に依頼
遅くとも、寝る前までには洗濯完了し、リビングに干しています。それを翌朝たたみ2枚組にする作業は、朝が早い夫にやってもらっています。私は、2枚組にしてある状態のものを、保育園用のカバンにうつすだけなので、かなり楽です。
・乾燥機付きドラム式洗濯機の導入
昨年、洗濯機を新調することになり、思い切って乾燥機付きのドラム式洗濯機を導入しました。
それで布オムツには乾燥機能を使おうと思っていたのですが、上記のとおり、布オムツをたたむ作業を毎朝夫にしてもらっているので、夫がいるときは今は乾燥機は使っていません。布オムツがリビングに吊るしてあるほうが、忘れなくていいかなと思って。
夫が出張などでいないときは、迷わず乾燥機を使います。
・枚数を多めに準備する
保育園には、8~10組くらいは置くことになっています。実際に、1日に使用するのは、うちの子の場合は5組~7組くらいなので、毎日10~14枚くらい洗濯が必要です。
何かの事情で、翌日までに洗濯が間に合わない場合のことを考えて、予備の布オムツを準備しています。今のところ、予備分を使うことはあまりありませんが、いざとなったときには活躍してくれるはずです。
考えたこと
布オムツには色々なメリットがあります。紙オムツより手間のかかる布オムツでの保育をしてくださる先生方には感謝しかありません。
しかし、共働きで、毎日布オムツの洗濯をすることはとても大変です。帰って夕食の準備をしなくてはいけないのに、オムツの洗濯のことも気になり、さらに忙しくなります。
ただ、私の場合、遅くとも18時頃には家に到着しますし、夫が早めに帰ってきてくれることが多いので、なんとかなっています。家に帰る時間が遅くなる方(18:30とか19時とか)や、家に帰ってから完全にワンオペの方には、とても負担が大きくなると思います。
保育園自体にはとても満足していますし、保育上のメリットがあることを理解しているため、頑張れています。布オムツを使うのは、ほんの1~2年。数年後には、「大変だったなあ」と懐かしく思い出すのかなと思います。